手順ではなく仕組みを探求する技術者たちへ

 1970年代後半、この世に産声をあげたパーソナルコンピュータは、極めて単純なパーツから成り立っていました。当時のプログラマーは、小さな箱庭のような世界を細部にわたるまで把握し、ハードウェアを自由自在に操ることで、知的興奮を覚えたものです。それから30年以上が過ぎた現在、パソコンは高度に複雑化し、もはや一個人が全体を把握するのは、不可能に近い事となってしまいました。

 オーバーシー・パブリッシングは、「すべての応用は基本の延長線上にある」と考えています。Computer Architecture Seriesは、牧歌的時代であった30年前の世界まで遡り、基礎技術を理解し体得することから、はじまります。“基本の水平線”の先には、素晴らしい大海原があなたを待ち受けていることでしょう。

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オーバーシー・パブリッシングは、基本を大切にする読者の皆様に、唯一無二の技術書をお届けします。